米国写真界の巨星、エドワード・スタイケン(1879-1973)。
「ヴォーグ」や「ヴァニティ・フェア」で活躍した写真家。
Eテレを見て写真展を知ってからずっと行きたかったので
桜の季節のタイミングで行ってきました。
写真展ってどういう視点でみるのかとか人それぞれだとは思うけど
私は単純に20年代から30年代の女優やファッションを
しっかり見たかったから。
第一次世界大戦後の好景気に沸いた20年代。
そして大恐慌を経て不況にあえぐ30年代になっても
スタイケンは一貫して美しく強い人々と
華やかな夢の生活を撮り続けました。
シャネルのイヴニングドレスや
ランバンのコート。
私の知らない当時活躍していたモードブランド。
女優のアイメーク。
丁寧に結ったヘアスタイル。
丁寧に作られたものが丁寧に撮影されている。
スタイケンのカメラ越しに白黒でも
今となっても華やかでうっとりするものでした。
雑誌の中の1ページとは思えない。
多量に作られるファストファッションの今の時代。
そして売れ残ったら大量に処分もされる時代。
暮らしは豊かでも
それは本当の豊かさではないと思う。
見てよかった~~。
帰りに旦那が
「よくわからんかってんけど・・・。」と一言。
一人で行けば良かった・・・。
砧公園の桜は満開でたくさんの家族や団体が
楽しそうにあそんでたよ。
に、しても寒かった!!
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